毎日の健康管理、服薬管理、医療器具管理などに加え、ご家族様を含めた心理的な支援にも力を入れています。来る日も来る日もご家族を世話したり、心配したり、急な変化に対応したりするご家族様にとっては気付かないうちに精神的・体力的な面でのご負担やストレスが蓄積していきます。療養相談においてはご利用者様が不安に感じることや｢こうしてほしい｣といったご希望をできる限りお伺いし、ご意向に添ったサービスへと反映させてまいります。

同時にご家族様ともコミュニケーションをとり、サービスに関するお悩みや医療的ケアについての疑問やご心配、今後の見通し、介護福祉用具の選定や導入など、あらゆるご相談を承ります。ご家族様と地域医療、介護が連携して包括的な支援体制を形作れるよう積極的に活動してまいります。

寝たきりの場合によく起こる｢床ずれ｣は圧迫された箇所の血流が悪くなり、その部分に酸素や栄養が届かなくなって最悪の場合には皮膚や皮下組織、筋肉の細胞が死んでしまうという症状です。時に、ご自宅で療養している高齢者の方は栄養状態が悪かったり、持病があったり、運動機能の低下による寝たきりで同じ姿勢でいることが多かったりと、床ずれが発生するリスクが高いため日頃からの確認と予防が大切です。定期的にお伺いする際に健康管理の一環として床ずれの確認と処置を実施いたします。

加えて、寝たきりになるのを防ぐために日常生活に必要な運動や動作を訓練したり、肺炎を予防するために嚥下機能回復訓練を行ったりと、症状に合わせたリハビリもサポートしております。安心と快適な暮らしのために多角度から支援してまいります。

少子高齢化が社会問題になって久しい日本においては、老後や人生の終末期をいかに自分らしく過ごすかという点に関心が高まっています。また、医療体制への負担を減らすため国は医療機関へ早期退院の方向性を指導しており、退院後にご自宅で療養期間を過ごしたりリハビリをしたりと、在宅医療や介護の需要も増加し続けることが予想されます。地域における訪問型看護サービスの指定事業所としての豊かなサービスを継続させ、より品質を高めるために人材の育成とスタッフの採用に取り組んでいます。

小倉北区や小倉南区、八幡東区、門司区といったエリアで看護師や准看護師の資格を活かして働きたいとお考えでしたらぜひお問い合わせください。アットホームで雰囲気が良く、正社員やパートなど働きやすい環境が口コミで高評価を頂戴しております。